2012年01月02日

チャイルド オブ エデン レビュー

新年第1弾のレビューとして『チャイルド オブ エデン』を選びました。
新機軸のこのゲームで、今年は気持ちを新たにしていこうなんて意味もありますw

まずこのゲームはグラフィックと音楽が、他のシューティングゲームとは一線を画しています。
よく「光と音が織りなすエンターテイメント」なんてフレーズを耳にすることがありますが、このフレーズはまさにこのゲームにこそ当てはまるといっていいでしょう。
そしてこの世界は水口氏だからこそ成し得た世界だといっても過言ではないでしょう。

●この世界観はまさに水口氏ならでは
Child of Eden_花の世界.jpg

GOOD

【オリジナリティ 5】
この幻想的な光が生み出す世界はまさに水口氏オリジナルといっていいでしょう。
「Rez」は無機質な感じでしたが、本作は生物が生きている動いてるといった躍動感が伝わってきます。

●まるで実際の生き物のように躍動感のある敵
Child of Eden_イルカ.jpg

そして映像の素晴らしさだけでなく、映像そのものが音とシンクロするという感覚が新鮮です。
これは言葉では非常に伝えにくいものですが、ただ敵を倒すのというものではなく音楽に合わせて弾を撃ち、敵を倒すことで高得点が得られるだけでなく視覚的にも"より「浄化された」"という感覚が伝わってくるのです。

【グラフィック 5】
どこかの世界遺産のようなどこかでみたような美しさではなく、本当に別の惑星にいるような今まで見たことのない神秘的な美しさを醸し出すグラフィックです。

●少なくともこの美しさは他のシューティングゲームでは見たことがないです。
Child of Eden_浄化.jpg

それでいて生物の躍動感を感じさせるような敵が多く、よくある鋼鉄の乗り物に乗った敵ばかりがでてくるシューティングとは別の雰囲気があります。
また光の使い方が上手いので、敵も背景も安っぽい特撮映画とは全く違ってしっかりとした存在感があり幻想的な世界へ誘ってくれます。

●ボスでさえその世界に合った存在感があります。
Child of Eden_不死鳥.jpg

【サウンド 5】
「元気ロケッツ」の楽曲がほとんどですが、どれもこのゲームの雰囲気にピッタリのものばかりでした。
各ステージの雰囲気と音楽がパーフェクトといっていいほどマッチしているために、その相乗効果でゲームにのめり込むことができます。
また効果音の良さもポイントで、見事なまでに自分の攻撃のみならず敵の動きや攻撃とシンクロしているのでリズムよく倒せた事が感覚でわかりそれが爽快感を生み出していました。

●音楽と映像が融合した世界
Child of Eden_チョウ.jpg

【熱中度 4】
いつのまにかその幻想的な世界に入り込んでいるというのがこのゲームをプレイしていて率直な感想です。
でも夢中になっているとボタンを押している指がつってしまって休憩するといった感じですw
それぞれのステージの長さはちょうど良い感じです。
5つのステージどれもが個性的で使い回しなどはありません。
そのためにプレイをしていて先が見たいという気持ちにさせられるのです。
初心者にとっては単にステージクリアするだけでは先のステージに進めむことができず、ステージクリア時の評価によって取得できる星の数によって、次のステージがアンロックされるシステムなので同じステージでも遊ぶ意欲がわきますし、上級者にとっても、敵の浄化率やスコアにこだわることによりそれぞれ繰り返し遊べる魅力があります。

BAD
システムという項目がなかったのですが、このゲームは最大8個をロックオンして攻撃するといシステムですが、全てロックオンしたと思ってもされていないことが多くあります。
敵がゆっくり来てくれるようなシーンでは問題ないですが、敵や弾が集中してくるようなシーンでは致命的な事になるケースもあります。

また「音楽に合わせて8ロックオン攻撃を成功させるとパーフェクト」ということは言葉では理解しているのですが、なかなか具体的には掴めていないというのが本音です。
狙ってパーフェクトを出せるのは余裕がある時で、実際は狙っている余裕などあまりなく敵を必死に攻撃しているときにたまたまパーフェクトが出ているというのがほとんどです。
まぁ本当に上手な人なら、狙ってどんどんパーフェクトを出せるのかも知れないですけどね。

●この4面以降は敵の攻撃も激しく、パーフェクトを確実に狙うほどの余裕が少なくなります。
Child of Eden_障害.jpg

総評
シューティングと言うジャンルはどちらかといえば、そのハードの性能をフルに使うということはあまりなかったのですがこの『チャイルド オブ エデン』は次世代機の能力そして技術をふんだんに使い、それをストレートに表現したシューティングゲームとしては希有な存在だと思います。
しかもただ単にグラフィックが美しいのではなく、その中でも独特の世界とそれと調和した音楽が独特の世界をより現実感のあるものにしています。
「もっとエデンにいたい、もっとこのサウンドに包まれたい」
このゲームをプレイしてそう思う人は多いと思います。

ステージこそ5ステージと少ない感じがしますが、使い回しや焼き増しといった感は全くなくそのステージのどれもが独特の世界を形成しています。
ボリュームが少ないという意見もありますが、個人的には過去のシューティングゲームでよくあった「同じような構成で水増しされたステージ」よりは良いと思います。
それでもボリュームはない方なので、このゲームは他のゲームで遊び飽きた時などに気分転換の感じで遊ぶといいと思います。

●ウィルスに犯されたエデンに閉じこめられたルミを助けだそう。
Child of Eden_救出.jpg

またキネクトを使ってのプレイはしていませんが、キネクトの操作では体全体でエデンを体感できるということなのでコントローラーでのプレイとは違った新しい感覚でプレイできるそうです。
キネクトを所持しているのなら絶対にキネクトでプレイして欲しいという海外のレビューも多かったです。

次世代機の能力をフルに活用し、キネクトまで採用したこの『チャイルド オブ エデン』はシューティングゲームの新境地を切り開いた作品といっても過言ではないでしょう。
シューティングゲームの好き嫌いに関わらず、今まで体験したことのない映像美と音楽のシンクロ感はプレイする価値のあるものだと思いました。

↓シューティングゲームの好き嫌いに関わらず遊んで後悔のない1本。キネクトがあるならなおさらですw
チャイルド オブ エデン / ユービーアイ ソフト

そして今回はその最高の音楽の中から2曲をお届け。
「元気ロケッツ」の好き嫌いにかかわらず是非試聴してほしい曲を厳選しました。
本来であればサウンドトラックからお届けしたかったのですが、サウンドトラックの曲はどれも長い上に、ゲームをプレイしながら聴く方が全然良いので今回は「元気ロケッツ」の最新アルバムから1曲と、ゲーム曲のアレンジバージョンを試聴していただこうと思います。

♪Maker・・・『チャイルド オブ エデン』をプレイした方なら最初の1秒を聞いただけで「あぁあの面の音楽か」とピンとくるはず。そう4面Passionの曲です。
実際のゲームの曲にはボーカルはありませんが、これはこの「元気ロケッツU」のアルバムの中でも元気ロケッツらしさとは少し別の感じのする曲で異彩を放ってると言っていい曲です。
言葉で言うのは難しいのですけど、ノリの良さの中にも独特の"聞かせる部分"というのがしっかりあってさすが元気ロケッツといった感じです。


↓こちらの元気ロケッツのアルバムもおススメです。
GENKI ROCKETS U-No border between us-(初回生産限定盤)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / 元気ロケッツ (CD - 2011)

♪Child Of Eden Remix・・・これは『チャイルド オブ エデン』に出てくる音楽のリミックスバージョンです。『チャイルド オブ エデン』のサントラは単独で聴くにはあまりむかないものでしたが、このリミックスは単独で聴いても『チャイルド オブ エデン』の楽曲のよさが十分伝わってくるほど良く出来ています。
この音楽であの美しいゲームができると思えば、ほらあなたもプレイしたくなったはずですw

posted by アイオリア at 21:00| Comment(0) | Child of Eden | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

キネクトの新しい世界の扉を開いた!【Child of Eden】

キネクトで6月14日、『Child of Eden』が発売されました。


「Child of Eden」公式サイト


といってもこれは海外の話。
国内で発売されていないというのがなんとももどかしい限りです。
ですがこの『Child of Eden』。海外での評価がとても高くなっています。
大まかにみて85点といったところでしょうか。
キネクト対応ソフトとしてはトップランクといっていいでしょう。
このゲームが評価されたのはその芸術的とも言えるグラフィックと音楽の素晴らしさです。

●芸術的とまで評されたグラフィック
Child of Eden_3.jpg

この評価はどの海外レビューサイトでも満点と言っていい評価で、音ゲーという立場でありながらこれほど評価が高いというのはすごいと思います。
あるサイトでは、「ビジュアルのあまりの素晴らしさに開発者に畏敬の念すら感じる」とまで述べています。
目の肥えたレビュアーにここまで言わせるほど説得力のあるグラフィックなんですね。

●きれいなだけのグラフィックなら数あれど。
Child of Eden_4.jpg

そしてその世界観に溶け込むのに一役買ったのがキネクトの存在です。
あるレビューではこのゲームがキネクトの存在があったからこその評価であることをこう表現しています。

[普通のコントローラーでプレーした場合、『Child of Eden』は「Rez」そのものといえる。
華やかなグラフィックに、元気ロケッツによるスウィートな音楽が花を添えてくれる。
でもそれだけだったら「Rez」を超えたといいづらく私もここまで興奮することはなかっただろう。

●名作「Rez」を彷彿とさせる画面。
Child of Eden_6.jpg

だがキネクトでプレイしたらそれは大きく変わった。
手を動かすと画面上の照準を動かす事が出来る。
そしてフリスビーを投げるように手首を捻ると、ロックオンした敵に攻撃が出来る。
手を叩くと武器の切り替えで、両手を挙げると爆弾だ。全てがオンレールだが、手を画面の端まで持っていくと、そちらの方向に少しだけカメラを動かす事が出来るようになっている。

●パーフェクトを出す事のここちよさ
Child of Eden_PERFECT2.jpg

これらは全てシンプルな動作ではある。
だが、デザイナーの水口氏が「ゲームを指揮するような感覚」と表現したこのようなシンプルさこそ、我々を今まで体験した事がない形でゲームと繋げてくれるのだ。]

このキネクトを使ったシンプルな操作から生み出される新しい操作感があるからこそ、美しい世界と音楽に浸ることができるのだと思います。

だからコントローラーはもとよりプレイステーションなんとかでは、その面白さを十分に味わえないと思います。

●このゲームの真のおもしろさはキネクトでしか体感できない。
Child of Eden_PERFECT.jpg

そして悪い点としてこれもどのレビューでも共通していて、簡単に言うと
「もっとエデンに居たかった!」
というものです。

●エデンにいたいよねぇ。
Child of Eden_5.jpg

それもそのはずで、約5面・約2〜3時間程度でクリアできてしまう程のボリュームでしかないということです。
でもこれもしかたないことかなと思います。
今現在ってキネクトのこれからの歴史の中でも初期段階であるのは間違いないでしょう。
その中で新しいことに挑戦したこのソフトのボリュームが少なかったとしても責められないでしょう。
この”1”をステップにしてより進化してボリュームアップした『Child of Eden2』がでることを期待しましょう。

そしてダントツにいい評価だったとして最後にもってきたのが音楽です。
すべて元気ロケッツのサウンドで、そのベストに近い存在といってもいいと思います。
ゲーム内で使用されていうるのは6曲ぐらいで、すでにリリースしている曲が4曲と、この作品のために書き下ろしたのが2曲ぐらいとのことです。

海外のレビューでは「この音楽を聴くためにゲームを遊んでもいいほど」というレビューもあるほどで満点続出と感じでした。
今回はその中でも名曲中の名曲といえる「Star Line」を試聴していただこうと思います。
ゲーム内でのサウンドもかなりいい感じに仕上がっていましたが、この元気ロケッツのアルバムの「Star Line」も負けず劣らずと言った感じです。

♪Star Line (HOUSE NATION Sunset)・・・ゲームではアレンジされていますがこれも「HOUSE NATION」というアルバム用にアレンジされたもので、ゲーム内のものとは雰囲気が違います。ゲーム内のサウンドはプレイしやすさのためだと思いますけどやや軽めの感じですが、こちらはバスとピアノの低音が効いたサウンドに仕上がっています。
どちらにしても楽曲としては文句なく、最高評価に貢献しているサウンドだと思います。


♪Star Line (Japanese Ver.)・・・なんだ同じ曲かと思われた方もいると思いますがその通りです。でもこれほどの名曲ですから「日本語でも聴いてみたい!」と思う方も少なからずいるはず、いやだぶんいるw。
そんなわけで日本語版を用意しましたが、少なくとも先の「HOUSE NATION Sunset」とは全く違う仕上がりになっているので、損をした気分にはならないと思います。


○そんな名曲が沢山つまった元気ロケッツのアルバム『 I-Heavenly Star-』は歌詞は全曲日本語訳つきオススメです。
元気ロケッツ I-Heavenly Star-(DVD付) [CD+DVD] / 元気ロケッツ (CD - 2008)

☆最後にプレイ動画です。雰囲気だけなら伝わるかも。
posted by アイオリア at 00:00| Comment(0) | Child of Eden | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。