2011年07月19日

のーふぇいと! 〜only the power of will〜 レビュー

アルケミストさんから発売されたこの『のーふぇいと!〜only the power of will〜』ですが、積みゲーとしてあったのを今になって遊んだら、意外と言ったら失礼なんてすけどかなり面白かったのでレビューしたいと思います。
「ああ、またギャルゲーか」と思ったあなた。
たしかにギャルゲーはギャルゲーなんですけど、その上プレイ形式はありきたりな2択程度の選択肢のアドベンチャーゲームなんですけれど、その強烈な個性は他の恋愛アドベンチャーではあまりみられないものがてんこ盛りなのです。

「のーふぇいと!〜only the power of will〜」公式サイト

【オリジナリティ 5】
恋愛アドベンチャーという立ち位置でみればオーソドックスな選択肢形式のアドベンチャーゲームです。
ですがその内容のすごいこと。
例えば主人公が宇宙人。まぁこの程度は序の口です。
そして登場するのがメンインブラックに宇宙刑事。

●宇宙刑事というか執行官登場!
のーふぇいと!_宇宙刑事.jpg

●MIBことメンインブラックまで登場!
のーふぇいと!_メンインブラック.jpg

そして宇宙を統一した最強の宇宙艦隊。
その宇宙艦隊をもけちらす魔法使い。
おまけに暴走族が御用達のラーメン店。
これだけ書くと、プレイしていない方は「いったいどんなストーリーなんだ」と興味をもたれるでしょう。
まぁネタバレはできませんが、少なくとも今まであったような恋愛ストーリーではないことは確かですね。
またキャラの個性も光っています。
当然ながら主役であるヒロインの個性があることはそうですが、このゲームで特に印象強いのが脇役のキャラ達です。
金持ちで容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能でありながらオカルトマニアな「委員長」そして
主人公である貴也の友人で実家が『バリバリ軒』というラーメン屋を経営しており、出前などを手伝っている「中島斗雷」は主人公のいい友人といった感じでいろんな部分でいいサポートをしてくれています。

●バリバリ軒と3代目(予定)の斗雷。いっぽ間違えば名前は「漢磨」だったとか。ちまみに読み方は「メンマ」・・・。
のーふぇいと!_斗雷.jpg

ですが特にいいのは「三条幸恵」こと三条さんなのです。独特のハイテンションな突っ込みで場を盛り上げるタイプです。
いろいろからんでくる割には嫌われないタイプでみんなから好かれています。
個性もあって何かと全体的なストーリーにからんでくるのにヒロイン扱いではないのは実に惜しいです。

●ヒロイン扱いでもおかしくないし、次回作あるならぜひ三条さんをヒロイン扱いにして下さい。(右が三条さんです)
のーふぇいと!_三条さん.jpg

そしてなにかとからんできて女好きでスケベな性格をしていてクラスの女子からは嫌われているのが、「志村政志」こと志村です。でも志村の発言はどれも笑えるものばかりでした。あと憎めないところもけっこうあったりして存在感のあるキャラでした。
他にも内気な仁木さん、大柄ながら優しい性格の市原くん、腐女子な睦月さんなどこの3人はCGすらないのに個性が伝わってきました。

【グラフィック 4】
Hal氏のキャラは誰が見ても変な抵抗を受けないと思いますし、ヒロインはみんなかわいくいいと思います。背景もしっかりかかれているしいいと思います。

●ちびキャラがかなりかわいい。これは鍋奉行の盾子さん。
のーふぇいと!_鍋奉行.jpg

【サウンド 4】
ゲーム中で流れる音楽もゲームを邪魔しないいいサウンドがほとんどです。
でもこのゲームのメインは挿入歌でしょう。
個人的にはオープニングはもの足りませんでしたが、その他の挿入歌はなかなかいい感じでした。特にヘヴィメタルの挿入歌は新鮮かもw

BAD

【熱中度 3】
前半部分の学園祭に向けて仲間とのあれこれを乗り越えて、学園祭でのトップをめざすという部分はヒロインとの恋愛部分も含めてなかなかいい感じだったと思います。
ですが、それが終わったあとの急展開はいくらなんでも「急」すぎると思います。
各ヒロイン毎のストーリー展開も強引な部分が目立つので、本来はもっと長くてもいい部分も無理に圧縮されたようなストーリに感じました。
キャラの魅力が補っているとはいえ、ヒロイン毎に分岐した後のストーリーは少し残念な感じがしました。

●学園祭が終わってからの盛り上がりに少し欠けたかな。
のーふぇいと!_学園祭.jpg

【バランス 2】
初回のプレイで、メインヒロインである「メイベル」のエンディングをみるぞと意気込んであっさり見ることができてしまいました。今までの恋愛アドベンチャーではまずメインというか真のエンディングが初回に見られたことはありませんでしたので、逆におどろきでした。
でもこのエンディングがみれたことで、ほとんどがネタバレとなり他の3人のエンディングでは先が読めてしまいました。
あとから見れば希咲→盾子→理瀬→メイベルの順でクリアするのがいいということはわかりますが、せめてその順でクリアするのが難しくなっていればよかったと思います。

●あっさりといけたメイベルのエンディング。途中ではこんなこともありました。
のーふぇいと!_メイベル.jpg

【ボリューム 2】
各ヒロインともにもう少しストーリーに厚みがあってもよかったと思います。
薄っぺらいということではないですが、もっとこの個性的なヒロイン達の話を見たかったのに急に山場がきてあっさり終わったという感じです。
それに欲を言うなら三条さんの個別ストーリーも欲しかったです。

総評

大胆なストーリーの割にはテキストもしっかりしていて、わからない用語解説の「のーふぇいと!語録」も単なる解説ではなく感想もあったりして、全体的に丁寧な作りのゲームだと言えます。
ストーリーもいままでの恋愛ゲームの枠にはおさまらない個性的な部分も多く、興味を引きます。せっかくおもしろい要素がふんだんにあるストーリーをヒロイン毎に半ばで強引まとめてしまった感があるのは残念です。
また、個性ある脇役たちにももっと活躍の場を与えてほしかったなぁと思います。
まとめると、やはりストーリーのボリューム不足が残念かなぁと思います。
実績もシンプルで簡単ですし、遊ぶ時間もそれほど長くはないでしょう。
でもこの手のジャンルが嫌いでなければ、それでも十分満足できると思うのでオススメしたいですね。

のーふぇいと! ~only the power of will~(通常版) / アルケミスト

このゲームの挿入歌で忘れてはいけないのが、というか忘れられないのが「バリバリ軒のうた」です。
そもそも単なるBGMだったのが、その曲の良さから挿入歌となり、果てはPVまで作られてしまうといういわくつき?の歌です。
聴いたらたぶんラーメン食べたくなります。
でもこの店に行くと栄養や健康やイチイチそういう細かいこと気にしてるようなヤツはうちの店には来るなといわれます。
それにしても恋愛アドベンチャーでヘヴィメタルというだけでなく、記憶に残るサウンドですね。


☆特典CDのPVです。ダイジェストですけどね。
posted by アイオリア at 00:00| Comment(0) | のーふぇいと! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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