2012年01月09日

Ever17 レビュー

インフィニティシリーズで文句なしの最高傑作である『Ever17』が360に移植されるにあたり、海洋テーマパーク「LeMU」のデザインの変更,新規イベントCGや小町つぐみの新衣装の追加,新主題歌と新エンディングの収録などさまざま要素が追加され、強化されました。
ただその追加されたものに明らかに「蛇足」と呼べるものがあった為、この作品自体の評価を落としてしまうことにつながりました。

●舞台となる「レミュウ」も強化されています。
Ever17_レミュゥ.jpg

【オリジナリティ 5】
10年以上の前の移植作品ととらえればそのオリジナリティは低く見えるかもしれません。
しかしその歳月を感じさせないほど設定は斬新であり、過去に『Ever17』やインフィニティシリーズをプレイしていない方からすれば「シュタインズゲート」にも匹敵するほどの新鮮な感動を受けることは間違いありません。
ジャンルこそ恋愛アドベンチャーゲームとなっていますが、そのような狭い枠には収まりません。
恋愛の中にもシンプルで基本的な超科学設定をブレンドしていることで、どこかの学園であるような恋愛モノではなく本当に個性のあるキャラクターとそれにプレイヤー本人をも巻き込んで話が進みます。
そして、よくある恋愛アドベンチャーゲームではまずありえない、主人公やヒロインが絶対に助からない状況というのもあります。

●主人公にもヒロインにも危機的な状況は訪れる。
Ever17_気をうしなったマヨ.jpg

例えば映画タイタニックでレオナルド・ディカプリオが演じるジャックが、ローズ(ケイト・ウィンスレット)を助けるために海中に沈んでいくシーン。
このシーンではジャックが自分の命を投げ出すから感動的なのであって、助かるのもあまりよくないですしその上レスキュー隊が来たとか泳いで戻ってきたとかだったら台無しです。

このゲームの良さはそんな台無しの設定を使わないで、こんな絶対絶命のシーンがあっても「大団円」に結びつけていることです。
今までの恋愛アドベンチャーゲームではそこら辺の辻褄あわせが強引だったり、単なるバッドエンドだったりいうのがほとんどでしたが、大団円でしかも強引な設定ではないというのは高く評価できます。

●花に水をあげてうれしそうなヒロインの空
Ever17_花に水をやる空.jpg

【サウンド 4】
音楽はアドベンチャーゲームの中では平均的ですが、ボーカル曲が本当に良いです。
特に360版にのみ追加されたグランドエンディング「Another Sky」は曲の良さと歌詞がまさに『Ever17』の完全にマッチしていて名曲といっていいと思います。
声優の方々も10年経っても色あせない演技の上手さでゲームを盛り上げてくれます。

【熱中度 4】
最初はおとなしめなものの中盤から一気にストーリーが展開し最初のエンディングまで止められない感じです。

●序盤はストーリー展開はややゆっくりめです。
Ever17_もの思うつぐみ.jpg

もうこうなると他のエンディングも見たくてどうしようもなくなりますので自然とプレイが進みます。
基本は同じようなシナリオを繰り返すことになりますが、同じに見えてもかなり違っているので新鮮です。
また、過去に読んだところは超高速でとばせるのと、過去に選んだ選択肢は色が変わっていてはっきりわかるのはこのゲームでは特に重要でありがたい機能でした。
ここらへんはさすが5pb.さんといったところで、当たり前のようで疎かにしているアドベンチャーゲームも実は多かったりするのです。
そのおかげで同じ日付のシナリオをプレイしても全く苦痛になりませんでしたので、ゲームに集中することができました。

【バランス 4】
ヒロイン毎にシナリオがあって特定の選択肢で分岐するのですが、どのルートにいってもしっかりと辻褄があっているというのはさすがだと思いました。
ただ、例えるなら[隣に棺桶が準備されているような末期ガンの患者を救出する]といったまぁどう考えてもどう助けようもない設定があるのですけど、それを救出するためにとった方法はかなり強引だったと思います。
それでも「大団円」の結末は良いと思いますので、仕方ないとは思いますけどね。

●ココもピピもみんな幸せなのがいい。
Ever17_ココとピピ.jpg

【ストーリー 5】
このゲームのストーリーの魅力は超科学設定を基本としながらも、それに依存し堅苦しくすることなく、個性的なキャラクター達とともに自然とストーリーに入っていけることです。
ストーリーの中で疑問が生まれ、その答えがわかるとまた新しい疑問が産まれる。
基本はその繰り返しで徐々に核心に迫って行く感じです。
そしてそのクライマックスで全ての謎が明らかになった時、プレイヤーはこの手のゲームでしか味わえない爽快感というものを感じるでしょう。
そしてそれは今までのアドベンチャーゲームではありがちだったモヤモヤとしたものがなく、ストーリーにしっかりとした筋道が立てられていて不条理な部分がほぼないからこそ味わえるのです。

BAD

【グラフィック 1】
この評価をみると「え?絵が良くないの?」と思われる方もいるかもしれません。
そんなことはありません。
イベントCGのクオリティはDC版以上ですし追加CGも問題ありません。
そう、すべての元凶は3Dモデリングで作成されたキャラクターです。
はっきり言いまして3Dのモデリングは過去3Dで表示された恋愛アドベンチャーゲームの中でも最悪と言っていいほどの出来です。
それでいてせっかく3Dにしたのですから、特徴的な動きを表現してくれたりすれば良いのですがまるでありません。
例えば血を吐いて倒れるシーンや涙を流すシーンなどでも3Dでは今までと同じ顔で話すだけです。
更に言ってしまいますと「こんな3Dのキャラにかける手間を、追加CGに割いて欲しかった。」ということです。
この3Dのために発売日を延長したりしていますが、延長してこれではせっかくの個性的なキャラクター達も泣くに泣けません。
とくに1部のキャラはCGと比較するとあまりにみすぼらしいキャラになってしまい同情したくなるほどです。
とにかくこの部分が本当にもったいない感じがします。
3Dに手を出さないで、CGを沢山追加することで全部2Dだったらと思うと残念でしかたありません。

●この優が大人になった3Dのモデルを見た時が個人的にはショックでした(T_T)
Ever17_遺跡での優.jpg


総評

確かにアドベンチャーゲームはストーリーが全てでありグラフィックは2の次といっても過言ではありません。
このゲームはストーリーは文句のない出来で、それを支える音楽も場の雰囲気を盛り上げてくれます。
そして美麗な2DのCGもレミュウという舞台とキャラクター達を表現しています。
ただその美麗な2Dのキャラとあまりにギャップがあるのが3Dのキャラ達。
「言われればそうかな」と思えるほど差があるため悲しくなるほどです。
特にオリジナルに思い入れのある方ほどその差を感じてしまうのではないでしょうか。

●2Dはこんな感じで文句なしなんですよね。ちなみに3Dが見たい場合は前回に比較記事がありますのでそちらをご覧下さい。こちらには載せたくないのでw
Ever17_メリーゴーランドの空.jpg

それでも恋愛アドベンチャーゲームはもとより、アドベンチャーゲームに抵抗がない方であれば遊んでおいて損はないゲームであることは間違いありません。
また「シュタインズゲート」を楽しめた方ならそれとは多少方向性は違うものの「シュタインズゲート」で得た感動に近いものを得ることができると思うので特にオススメしたいと思います。

そして今回ご紹介したいのがグランドエンディングの曲「Another Sky」です。
ちなみにこの曲を歌うバルシェ (VALSHE)さんニコニコ動画で活動する歌い手で女性。
投稿動画は軒並み数十万再生されるほどのメジャーな歌い手でdmARTS(ドワンゴ・ミュージックエンタテイメント)からソロアルバム『valuable sheaves』を発表。2010年9月にはセカンドアルバム『storyteller』がソニー・ミュージックダイレクトよりリリースされ、このアルバムがメジャーデビュー。
幅広い音域を歌いこなす歌唱力には定評があります。

まずこれを聴いて思ったのが、普通に聴いてもいい曲であるのと同時に
「この歌詞はなんてこのゲームに合っているんだ!」ということです。
せっかくなんで歌詞も全て載せてしまいます。

♪Another Sky・・・バルシェ (VALSHE)さんの歌う『Ever17』グランドエンディングテーマ。


苦しくて 手放して 取り戻せなくなった
掴めない幻を追いかけていた

繰り返す 似た景色 恐い夢見た様で
閉じかけたドアを今 君が開けたの?

楽しそうに笑う君は ただ眩しくて
閉塞した深い青を明るく照らしてた

見上げた空の模様が 君の瞳と重なるその瞬間
未来の方へ時が動くような音がした
記憶の中で笑った あの場面(とき)が現実になるのなら
いつかきっと違う空も見えると 信じて駆けていこう

力無く漂えば 方角も無い闇
仕組まれた終わりだと 君が教えた

悲しそうに笑う君は 何を見てたの?

繋げていく真実(ほんとう)を今 探してあげるから

遠く離れた時間を 取り戻す事が出来たとしたら
過去も受け入れ 明日を描いていける気がするよ
絡んだ糸の中から 引き当てる現実が奇跡なら
いつかきっと違う空が見えると 信じて生きていこう

擦れ違い 時に迷い 不安な夜を過ごし
でも笑っていられた 君がいてくれたから

見上げた空の模様が 君の瞳と重なるその瞬間
未来の方へ時が動くような音がした
記憶の中で笑った あの場面(とき)が現実になるのなら
いつかきっと違う空が見えるよ 今日と同じ場所で

以上が歌詞ですがいかがでしたでしょうか。
ゲームを遊んでいればいる人ほどこの曲が単にいい曲なのではなく、歌詞までがこの『Ever17』に完全にシンクロしていることがわかることがわかると思います。
特に「絡んだ糸の中から 引き当てる現実が奇跡なら いつかきっと違う空が見えると 信じて生きていこう」の部分は真エンディングにまさにふさわしいフレーズだと思いました。

↓この際ですからバルシェさんの曲を全部聴いてしまいましょう。
JESTER(初回生産限定盤)(DVD付) [Single, CD+DVD, Limited Edition] / VALSHE (CD - 2011)

↓もちろんEver17もお勧めです!
Ever17 (初回限定版:2枚組サウンドトラックCD同梱) / サイバーフロント/5pb.
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2011年11月28日

ストーリーの良さは保証付き?追加要素も加えてあの名作が復活!【Ever17】

発売も間近に迫った期待の『Ever17』。
かつての名作の復活を待ちわびている方ももちろん、ドリームキャストで1〜2を争うほどアドベンチャーとしての評価が高かったこのゲームを遊んでみたい方も多くいるでしょう。

「Ever17」公式サイト

でもまず注意点としてあげておきたいのは、

このゲームをギャルゲーだと思って遊ぶ事
です。

アドベンチャーゲームの傑作「シュタインズゲート」はある意味ギャルゲーだと思いながらその実は推理もあるドラマチックなアドベンチャゲームだったことは私のレビューでも書きました。
でもそのような展開に期待しているとたぶん肩すかしを食らいます。
いくら追加シナリオがあったとしてもこのゲームは基本ギャルゲーでありこのゲームは間違いなく推理アドベンチャーではないことに変わりはないと思うのです。

ですので意気込んでその秘密を解こうとすると、このゲームはたぶん楽しめないと思います。
ゲームの流れにまかせて、徐々に明らかになっていく秘密に興味がわいたときは、このゲームに"はまっている"ということになります。

●その謎を解くことにこのゲームのおもしろさを求めてはいけない。
探索-Ever17.jpg

ネタバレなしでこのゲームの良さを上げたいと思います。
超科学設定というある意味なんでもありな構成でかつ複雑なシナリオでありながら、物語としての構成がしっかりしていてストーリーの筋が通っていることです。
よくある過去のアドベンチャーゲームで設定は壮大で複雑だったりしたものの、あとから矛盾や強引さを感じたものがなんと多いことか。
その矛盾を感じる部分がほとんどないので、ある意味珍しくそしてそれこそが今も高く評価される由縁だと思います。

最終シナリオでその答えが解き明かされるわけですが、よくある「どうみても無理やりな答え」まずないといっていいでしょう。
全ての答えにおいて、事前になんらかのそして複数の伏線が用意され、それが明確に示されているので、プレイヤーもこの答えに対して自然と納得することができるのです。

そして最後はキッチリ大団円しめてくれます。まさに終わり方も文句なしです。

最終的にプレイヤーとしてはそのストーリーの良さに納得するしかないはずです。

短所は中盤あたりで、すなわち中だるみがするという感じを持たれる方もいるそうですが、その感じ方は人それぞれでしょう。

このゲームはこのゲームを始める最初の姿勢が大事で、最初から意気込んで謎を解こう!なんていう姿勢ですと、早々に飽きがくるかもしれません。
あくまでも気楽にストーリーを楽しむといった姿勢が重要だと思います。

あとこれは360版で個人的に感じたことなんですけど、グラフィックです。
それも3Dモデルのキャラクターです。
3Dモデルのキャラクターは12月に延期したことで質が向上したとの事ですが、うーんどうなのでしょうか。
個人的な主観も入っていますが、この質であればない方がいいいのではないかと・・・。
参考までに

■田中優美清春香菜(たなか ゆうびせいはるかな)・・・テーマパークレミュウのバイト係員。「優美清春香菜」という名前は、彼女の父親がつけた。理由は「田中」という姓があまりにもありふれている為、せめて名前だけは独特のものにしたかったかららしい。友達の多くは彼女のことを「優」または「なっきゅ」と呼ぶ。サバイバル的な知識とオカルト関係の知識が豊富でとにかくよくしゃべる。何事にも気後れしない性格。
優 - Ever17.jpg優3D - Ever17.jpg

■小町つぐみ (こまち つぐみ) ・・・クールビューティという言葉の似合う外見に反してやや大人びた人を寄せ付けない雰囲気を持つ女性。レミュウに来て武と出会った直後に巻き込まれた。メカや医療関係にも詳しく、レミュウから脱出しようとする武に頼りにされることになり、共に行動することに。
小町つぐみ-Ever17.jpg小町つぐみ3D-Ever17.jpg

■松永沙羅(まつなが さら) ・・・ツインテールが特徴の、忍者を自称する優の後輩。学校の課題でレミュウに来ている最中に事故にあう。忍者を自称するだけあって神出鬼没で機敏な動きを見せることもあるが、泳ぎが苦手という忍者らしからぬ弱点もある。さびしがりやな一面もあり、閉じ込められた不安からか少年の事を兄か父親のように慕う。
松永沙羅 - Ever17.jpg松永沙羅3D - Ever17.jpg

■茜ヶ崎 空(あかねがさき そら) ・・・チャイナドレスに身を包む、スレンダーな女性。大人の雰囲気と、女性らしい優しさを持ち誰にでも好かれる性格である。キャラクター達の中では1番年上ということもあり、皆を優しく見守るかのようにレミュウからの脱出をサポートする。案内係ということもあり、レミュウに関する知識は膨大だが、一般常識的な「お約束」を知らない事もたまにあり、意外な茶目っ気を発揮することも。
茜ヶ崎空-Ever17.jpg
茜ヶ崎空3D-Ever17.jpg

■八神ココ(やがみ ここ)・・・小学生といっても通じるくらいの幼い感じな女の子。犬のピピと仲良しで、「ピピ語」なる謎の言葉を良く使う。武を「たけっちょ」というように、子供らしく他人にあだ名をつけるのが大好きらしい。
八神ココ-Ever17.jpg
八神ココ3D-Ever17.jpg

以上おもいきって全ヒロインを2D版と3D版で紹介しちゃいましたがいかがでしょうか。
3Dも悪くないキャラももちろんいるんですが、全体的に個人的にはうーんとうなるような感じです。
せめて3Dなら3Dでアイマス2レベルだと文句なかったんですけどね。
そこまでは無理な要求でしょうか?w

●同じ髪の色のキャラはいなかったので、優の髪の色、そしてつぐみの髪型に似た美希をチョイス。うーんこのレベルは難しかったのかな・・・。
imas比較.jpg

まぁ追加されたのはこの3Dグラフィックだけではなく新規のシナリオ&エンディングもあります。
それだけでもかつてDC版を遊んだ方でも興味をそそられるのは間違いないでしょう。
またスタッフも完成されたシナリオをさらに洗練し、オリジナルには語られることのなかった、もうひとつのエンディングを追加したとのことです。
これは音声もすべて新規収録とのことで期待がもてますね。

そして新規イベントCGとつぐみの衣装を新デザイン追加そして背景も見直しと2Dのグラフィックも大幅パワーアップとの事です。

まとめますと、仮に多少の欠点があったとしてもそれらを飲み込むほどのストーリーの良さがありますし、追加要素も過去に遊んだことのあるプレーヤーでも期待できるものばかりです。
個人的には先ほどのグラフィックに加え発売日も12月1日と同日こそかぶるものはないものの前後に大作が集中していて少しきついかなという感じです。
ジャンルこそかぶらないものの11月から12月は大作がひしめき合ってますのでまだ10月の方が良かったかもしれないんですけどね。

そんな中でも久々の5pbさんからのしかも360オンリーのアドベンチャーゲームなので盛り上げていきたいし売れて欲しいと思います。

出来の良さはすでにDC版で証明されているので、買って後悔することはないと思います。
派手なドンパチもいいけど、たまにはへんに頭を使わない落ち着いたアドベンチャーゲームでもしたいなと思ったら手にとって見て下さい。
知らない間にストーリーに入り込んでいるあなたがいるはずです。

♪「レムリアに捧ぐ」 Asriel・・・この曲は実はXbox 360ソフト「DUNAMIS15」OPテーマと一緒に収録されていたんです。今回は完全新規のオープニング曲としてこの曲が採用されたとの事ですが、この曲の感想は実際にゲーム遊んだ時までにとっておきたいと思います。
まずはせっかくのオリジナルオープニングとその曲を堪能して下さい。


↓このジャンルがあまり好きじゃなくても買って損はないと思いますよ。
Ever17 (初回限定版:2枚組サウンドトラックCD同梱) / サイバーフロント/5pb.

☆オープニング映像です。

posted by アイオリア at 00:00| Comment(2) | Ever17 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

今さら?いえ今だからこそ遊びたいんです!【Ever17】

ファミ通さんの独占で(そこ少しイタい)驚きの新情報が発表されました。
それは「シュタインズゲート 比翼恋理のだーりん」がXbox360で6月16日発売予定であることと今回特集する『Ever17』の2011年夏発売予定の情報です。
でもここのブログの流れ的には「シュタインズゲート 比翼恋理のだーりん」を特集するんじゃないの?と思う方もいるかも知れません。
でも少なくとも今回ファミ通さんで発表された情報では、はっきり言ってあまり興味が沸きませんでした。
まず基本は外伝的なシナリオで恋愛要素を中心に据えたシナリオという点です。
まぁゲームの名前から言ってもそういうものでしょうね。
確かにシュタインズゲートにはまゆしぃやクリスティーナをはじめとする個性豊かで人気のある女性陣がいます。
そしてその"中の人”である声優陣も皆さん本当に上手い方ばかりです。
そういう女性キャラ達と恋愛したいという方もいるかもしれません。
でも「ちょっと待って、あなたはそのキャラが好きなの?」・・・と聞くと大概の方は「ウン」というでしょうが「どうして好きになったの?」と聞くとやはりゲームのストーリーの中のワンシーンが出てくるのではないのでしょうか。
そうです、あのストーリーがあってこそだと思います。
単純にキャラが好きで、恋愛したいのであればそれに特化したともいえるドリームクラブあたりの方がたぶんキャラも多いですし楽しめると思います。
ですので、今後よほどの情報が出ない限りは特集する予定はなさそうです。

●公開された画面も新鮮味を感じるものはありませんでした。そういえば同じような立場のゲーム『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』は確か使い回しが多くて不満が多かったような・・・まさが同じ轍を踏むなんて事は・・・ないと思いたい・・・・。
シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん.jpg

っと本題に戻りまして今回取り上げたいのは360で大きくパワーアップして復活する『Ever17』です。
以前も「code_18(仮)」の記事の際に取り上げましたが、今回は本当に360に移植されることになりました。
このニュースを聞いてまず思ったのはたしか「code_18(仮)」も5pb.の社長である志倉さんが大きくかかわっていたはずなのにいいのかな?ということでした。
もしも「code_18(仮)」が発売された後で「ご要望にお答えして」なんて形でこの『Ever17』が発表されたらある程度納得もいくんですけど、このタイミングでの発表は正直驚きました。
ファミ通さんでの発表された内容は大まかにいって

・多くの要素を追加し、Xbox360でリメイク
・舞台となる海中テーマパーク“レミュウ”が再デザインされて登場
・各キャラとの会話シーンでは3Dモデルを表示。グリグリ動く
・新イベントCGの追加とつぐみの衣装を再デザイン
・エンディングを追加

といったところですけれど、気になったのは3Dモデルで作り直されているという部分ですね。
ファミ通さんに3Dになった沙羅の画像がありましたが、かなり自然な感じで違和感ない仕上がりです。
EVER17_1.jpg

●で、これがちょっと比較が難しくて申し訳ないけど、DC版の沙羅
EVER17_沙羅.jpg

やっぱり2Dと3Dじゃ大きな差を感じるでしょうし、例えDC版と全く同じシーンであっても印象がガラリと違ってくる思います。

でも2Dのままの部分もあり、美しさはDC版のそれ以上です。
EVER17_2.jpg

あとエンディングの追加も気になりますね。
前作ではほぼ完結の形でのエンディングでしたから・・・というのは受け売りで実をいうとどういうエンディングだったかはっきり覚えていないのです(^〜^;)
ま・・まぁ2度楽しめるかいいやと前向きにwでもたぶん遊んだら思い出すでしょうね。
なにせ前にも述べたとおりストーリーが良さは文句ないこのゲーム。
遊べばどんどん引き込まれていつのまにかエンディングを迎えているでしょう。

でも本当の意味でのエンディングにはそう簡単にはたどり着けません。
本作においては,プレイヤーの視点を担うキャラが二人配置されていて,そのどちらかの視点でプレイが進みます。
エンディングが用意されたヒロインは田中 優美清春香菜、小町 つぐみ、茜ヶ崎 空、松永 沙羅、八神 ココの5名なのですが,全員が主人公のヒロインなのではなく異なる主人公ごとに2名がヒロインになります。
そして最後に残るキャラクターのエンディングが,全ての種明かしになっているのです。
つまり、物語の全てを知るためには、よくある恋愛アドベンチャーのような好きなキャラだけ攻略すればOKといわけにはいかない仕組みになっています。

●もちろん恋愛部分もあります。,これは缶けりをしていて誤って倒れてこんで,ヒロインの沙羅の上におおいかぶさる形になるというこの手のゲームでありがちなシュチュエーション。
(画面はPC版です)
EVER17_4.jpg

そしてプレイヤーの最終目的はお目当てのキャラとの恋愛を成就させること・・・では当然なく、それは単なるプレイの過程でおきた出来事でしかありません。
本当の目的はこのゲームの舞台である海中に設けられたテーマパーク「LeMU」(レミュウ)でおきた事故の謎を解き明かすことにあるのです。

●なぜ「LeMU」で事故は起きたのか、その謎に迫る(画面はPC版です)
EVER17_3.jpg

とまぁあんまり書くとそれこそネタバレの危険水域に入ってしまいそうなのでここまでにしておきますが、それにしてもドリキャスでトップクラスといっていいほどの高評価のアドベンチャーゲームが、こうしてパワーアップされて移植されるというのは本当に嬉しいですね。

確かに最近ではPSPに移植されたりもしていますが、たぶん言って比較にならないほどパワーアップしていると思ったりしています。

忠実な移植もいいですが、次世代機に見合った移植というのも重要だと思います。
その点でグラフィックやシナリオが強化され、かつアドベンチャーで実績のある5pb.さんからの発売ということで今までにない完成度の『Ever17』なると思います。
大いに期待したいですね。

□PSP版のオープニングです。
『It's fine day』という曲で作詞・作曲が志倉千代丸さんで歌が今井麻美さんという組み合わせ。
うーんひょっとしたら360版も同じ曲かもしれませんねぇ。
別にオープニングは同じでもいいですけど、中身が大幅にパワーアップしている事を期待します!


posted by アイオリア at 00:00| Comment(0) | Ever17 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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